『両手利きと一発殴った場合、どっちが強いのか』
低レベル帯でたまに悩む現象ですが。
二刀流が取れない時、両手利きの命中-2ペナルティが入った状態で二発殴るのと一発殴るのはどっちが期待値が高いのか。
計算してみました。
結論! 命中に必要な出目が6以下の時、両手利きが有利!
以下はあんまり面白くない計算の解説が続くので、興味が無い人は読み飛ばしてください。
式としては、単純に
(与DM-防護点)*攻撃回数*命中期待値
と立てました。鎧貫きと魔力撃の比較と違って、C値の出現率を考慮しなくて良いのでシンプルに同条件で計算することに。
主動作を100回行ったとして、戦闘技能3、筋力3辺りを想定して、与DMを12DM程度とし、防護点が1の場合から12の場合までパターン分け
したものがこちら。
後は単純に、同命中基準値から両手利きの-2したものと比較して、「一発ー両手利き」したのが三つ目のグループ。
それをグラフ化したのが上のものです。値がマイナスであればあるほど両手利きの方が有利ということになります。防護点の大小に関わらず、命中に必要な出目が6になった時から両手利きの方が有利に逆転しました。
指輪を割ることを前提とした所までは煩雑なのでしませんが、割れるんだったら必要な出目7位までは有利だと思います。
当たり前ですが、防護点が高ければ高いほど、両手利きをしようと殆ど影響はないです。
あと、与ダメージが上がっても6で入れ替わるのはあまり変わりないですね。高レベルで両手利きだけで運用しようと思えば必ず当てる術を持っているでしょうからあまり関係無いでしょうが。
時間があれば、防護点Xに対して魔力撃をした方が有利なのか、鎧貫いた方が良いのか、というのもしたいんですが……。如何せん、今回のものと比べてかなり面倒なので、いつになるか。
他にも、数字的にどっちが有利なのか知りたい等あれば可能な限り善処したいかと……。
まあ、私的に最適な行動がTRPGにおける最善とは限らないと思うので……あまり意味はないデータではあると思います。
必要な出目が7だから、両手利きじゃなくて一発狙いで殴れよ、という否定はなされるべきではないかと。
失敗も美味しいTRPGですから、そういう意味ではやはり、どう転んでも楽しめて素敵ですから、
細かい数字気にするよりも、俺は二発とも当てるんだァァァ! って叫びながら無謀に空振りする方が楽しめそうです。