About Sword World 2.0

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15レベル推奨シナリオ 『守りの剣の遺跡』

◯シナリオ概要

 

このシナリオは、魔動機時代の遺跡へ潜ります。

道中、リドル(謎解き)、トラップ、戦闘、判定、特殊なシチュエーションなど一通りのギミックが用意されています。少なくとも、高い基準の戦闘力とスカウトやセージ技能が必要です。

 

また、リプレイ『三眼のサーペント下』に登場する魔物を使用している為、所持していない場合は何か別の魔物で代用するなどしてください。

 

◯導入

導入は二つ用意しています。使い易い方を使用してください。

 

A導入:君たちは、一流の冒険者だ。そんな君達に冒険者の店の主(あるいは探し屋)からこんな情報が舞い降りた。

 

『最近解析された魔動機時代の文書に、守りの剣を開発、研究している施設の位置が記されているものが見つかった。もしかすると、まだ使用可能な守りの剣が眠っているかもしれない。各国が喉から手が出るほど欲しがっている守りの剣、是非手に入れて欲しい。

道中の険しさは勿論のことだが、蛮族の手に落ちている可能性もある。諸々の難度から君たちにしか頼めない、受けてくれないだろうか』

 

といった内容だ。報酬は一人3万G。勿論、卓の状況によってGMが調整しても良い。

 

B導入:近頃、各国から行方不明者がチラホラと発生しているニュースを聞く。それらの共通点は、全て魔動機術に関する研究者だという点だ。場所も、時間もバラバラである為関連性が無いと思われていたが、最近どうやらそうでもないということがわかってきた。

 

君たちの元に、ある研究者風の男が来る。彼はとあるマギテック協会の人間だ。

 

『ウチの優秀なスタッフである、ダリア=ルイスという女性が行方不明になった。彼女が持っていた特殊な魔動機で場所がわかったのだが、如何せん危険な場所にある。文献を調べると、どうやら魔動機文明時代に守りの剣を研究していた施設のようだ。もしかすると、何らかの企みをしている者がそこで良からぬことをしているかもしれない。万全を期して彼女の救出を考え依頼したところ君たちを紹介された。どうか依頼を引き受けてくれないだろうか。また可能であれば守りの剣を回収して欲しい、それも高く引き取る』

 

とのことだ。報酬は一人2万G。守りの剣が見つかった場合、更にもう1万ガメル出すということだ。

 

勿論、卓の状況によってGMが調整しても良い。

 


『ダリア=ルイス』

タグニア地方のマギテック協会の上層部の優秀な研究者で、ハイマンです。

三度の飯よりマギテックが大好きで、実験で何度か臨死体験をしているのは有名な話です。

普段はハイマンだと目立たないように、幻のウィッグを使い地味めな格好をしています。

 

GMは、卓の状況によって出身や種族を自由に替えてもらって構いません。

 

 

◯本編

 

 

 

件の守りの剣を研究していた施設まで、君たちは難なく辿り着きます。並の冒険者であれば、着くことも不可能な大変危険な道中でしたが10秒で済ませながら来れた、などの描写を加えると良いでしょう。

 

場所は指示された所と間違いがないことを伝えて下さい。

 

その施設は森に囲まれており、現在君たちは森の茂みからその様子を伺うことができます。

 

施設は、体育館ほどの見た目をしており、工場と研究所を足して割ったような様子です。そして、明かりや換気扇の動きからどうやら無人では無さそうです。

 

風化した看板があり、掠れた文字で『××の剣 ×××所』『××係者 ××入り×××止』と書かれています。

 


施設から、声が聞こえます。これらの声に聞き耳判定を行える距離まで近づくには、特に判定が必要の無いことを伝えてください。

聞き耳判定(20)に成功すると、汎用蛮族語や、片言の交易共通語が入り混じった怒声が聞こえます。

『納期に遅れてるだろうが!』『また飯抜かれたいのか!』
と、人の悲鳴も聞こえます。

 

隠密判定(20)に成功すると、中の様子が覗けます。工場のような内装をしており、二十人程度の人々が様々の部品を組み立てる等の作業を行っています。彼らの合間を縫うように、二体の蛮族が指示を飛ばしています。

また、人々の様子はやせ細っており、憂鬱とした空気が漂っています。

 

これらの蛮族は、魔物知識判定に成功すると以下の魔物だということがわかります。

 

 

 

 


Lv18 高位研究職アンドロスコーピオン

 

種族:蛮族
 
知能:高い 知覚:五感(暗視) 反応:敵対的 言語:汎用蛮族語、アンドロスコーピオン語、魔動機文明語 生息地:遺跡
知名度/弱点値:25/27 弱点:物理ダメージ+2 先制値:25 移動速度:30


生命抵抗力:20(27)
精神抵抗力:20(27)


部位数:2(上半身/下半身)

攻撃方法:銃(上半身)

命中力:-
打撃点:-
回避力:25(32)
防護点:15
HP:110
MP:110


攻撃方法:機銃(下半身)
命中力:20(32)
打撃点:-
回避力:15(22)
防護点:15
HP:50
MP:-

 


●上半身

 

◯☑魔法適性 《魔法誘導》《魔法収束》《魔法制御》《魔法拡大/数/距離》


〆魔動機術13レベル/魔力18(25)

〆銃撃/20(27)/回避力判定/消滅
銃による射撃攻撃を行います。射程は50mで装填数は10です。
また、ダメージは固定値『30』のガンによる魔法ダメージとします。

 

●下半身

○対侵入者防御壁
戦闘中、強力な磁場を発生させるフィールドを展開します。
上半身に対して、近接攻撃、射撃攻撃で攻撃を受ける際に、GMが1dし、1以外の出目が出た時全て回避に自動成功したものとして扱います。

 

〆機銃乱射/20(27)/回避/消滅

機銃による乱射で射撃攻撃を行います。任意の対象を最大二十体までに、固定値『20』点のガンによる魔法ダメージを与えます。

 

 

 体育館のような形をしているこの施設は、正面に大きなシャッターと扉が、窓が点在しています。

この施設へ侵入を試みる場合、様々な手段が考えられます。GMは適宜、その試みに処理してください。

 

侵入に成功し、冒険者と相対した場合、アンドロスコーピオン*2は高圧的に排除を試みます。

この時の行動指針として、アンドロスコーピオン達は、研究員達を人質として行動します。GMはアンドロスコーピオンたちの手番へ回った際、研究職員が銃撃される恐れがあることを示唆してください。

無事に戦闘が終了した場合、生き残った研究職員の数*50点のボーナスを与えると良いでしょう。

 

上記の隠密判定や、侵入の作戦が失敗した場合、以下の増援を加えてください。

数はGMの判断で調整してください。

 

 

 

Lv16 量産型強化戦闘ドゥーム

 

 

種族:魔法生物
 
知能:命令を聞く 知覚:機械 反応:命令による 言語:なし 生息地:遺跡
知名度/弱点値:18/25 弱点:雷属性+3 先制値:20 移動速度:50


生命抵抗力:20(27)
精神抵抗力:20(27)


部位数:2(砲塔/胴体)

攻撃方法:主砲(砲塔)
命中力:20(27)
打撃点:2d+15
回避力:15(22)
防護点:15
HP:100
MP:-


攻撃方法:機銃(胴体)
命中力:20(27)
打撃点:2d+15
回避力:15(22)
防護点:15
HP:100
MP:-


特殊能力:

●全身

 

○ガン 主砲は射程50mで装填数6の、機銃は射程30mで装填数12の、カテゴリ〈ガン〉の武器として扱います。

 

〆装填 主砲/機銃の弾薬を完全に装填します。

○精密射撃&鷹の目 乱戦に飛び道具を射ち込んでも誤射しません。また、遮蔽物越しにも射撃攻撃を行えます。

○機械の身体 刃のついた武器からクリティカルを受けません。

○センサー 半径30m以内に○センサーを持った魔法生物のいる数だけ、命中+2の補正が入ります。自分の数も数えます。
この時、GMは補正される数値を必ず伝えなくてはなりません。

 

●砲塔

〆過負荷砲撃(量産型ドゥーム用)/必中
砲への負荷を考えずに、限界以上の速度で弾丸を打ち出します。
命中判定を行わず、必中とし、打撃点が+20されます。
射撃後、その部位は即座にHPが0になります。また、この効果を使用するためには、胴体と砲塔が残っていなくてはなりません。

 

●胴体

○攻撃障害=不可・なし

 

 

 

以上の戦闘が終了すると、施設内の様子が伺えます。

何やら、製造された部品を組み立てたり、製作しているようです。

どうやら、これらは殺戮を目的とした武器や道具、あるいは先ほど倒した量産型強化戦闘ドゥームの一部であることがわかります。

この体育館ほどの大きさの一画が粗末な就寝スペースになっているようで、過酷な労働を強いられていたことがわかります。

上に行く階段や、地下へ行く扉も見当たりません。

 

探索判定(20)に成功すると、『改良された魔動部品(2000G)』*1dが手に入ります。

また、探索判定(30)に成功すると“地下への隠し扉”が見つかります。

 

これらの戦闘が無事終了した時、囚われていた人達は感謝の言葉を述べます。また、話を聞くことが出来ます。その際、以下のような会話が聞けます。

 

囚われていた人A「自分たちは、バラバラの街から連れて来られた……どうやら、全員、魔動機術に関わりのある人間なんだ……」

 

囚われていた人B「遠く離れた街で、一人ずつさらわれてきて……多分、事が大きくならないようにって、計画的な犯行なんだろう……」

 

囚われていた人C「逃げようにも、さっきのアンドロスコーピオンやドゥームに見張られていて……」

 

導入Aを使用している場合、見識判定(20)を行わせてください。

成功すると、最近巷で行方不明者がチラホラと現れ、それは計画的犯行なのではないか? と捜査が始まろうとしている、というニュースを耳にしていたことを思い出します。

 

『地下について聞く』

 

囚われていた人A「確か…その辺りの壁が動いて、そこから出入りしていたと思います」

 

囚われていた人B「降りた先には、番人やトラップが多くあるから、侵入者が着ても無駄だと自慢気に話していたのを聞きました……どうかご無事で……!」

 

これらの会話を聞いた場合、“地下への隠し扉”を発見する達成値に+8の修正を行ってください。

 

『ダリア=ルイスについて聞く』

導入Bを使用している場合です。

 

囚われていた人A「ダリアさんは、特殊な知識を持っていたから……地下の研究している連中の所に連れられたんだ……! どうか助けてあげて欲しい……!」

 

 

地下への扉を開け下った場合、小部屋に遭遇します。

広さは10m*10m程度ですが、GMが調整しても構いません。

 

小部屋の先には扉がありますが、そこを3体の魔物が立ち塞がっています。

 

魔物知識判定に成功すると、これが改造されたタロスドレッドノート(IB132p)が一体、量産型強化戦闘用ドゥーム(上記)が二体いることがわかります。先ほどの戦闘を踏まえて、GMは登場する魔物を増減させて構いません。

 

改造されたタロスドレッドノートは、21レベルで、行為判定の固定値に更に2dを加え、剣の欠片を16個載せてください。この時、生命精神抵抗の上昇は採用しない方が良いでしょう。

※たとえば、タロスドレッドノート命中が18(25)とありますが、これを25(32)として処理します。その他の判定も同じです。

 

また、この小部屋に侵入した時、けたましいサイレンが鳴り『侵入者発見、侵入者発見。対侵入者用トラップを起動します』(魔動機文明語)というアナウンスが流れます。

この時の反応で、GMは見識判定(25)を行わせてください。成功した時、以下の効果がある罠が作動したことがわかります。これらは、戦闘中毎ラウンド作動する仕組みになっています。

 


・【対侵入者レーザー】
ガンによる純エネルギー属性のダメージを固定値20で、全員の手番終了時に受けます。

・【対侵入者チャフグレネード】
チャフグレネード】と同様の効果を施設内に及ぼします。

・【対侵入者アンチミサイルフィールド】
施設内に、強力な磁場が発生します。侵入者からの攻撃は【ミサイルプロテクション】と同等の状態として処理します。

・【対侵入者バランス・タイム】
PC達は、【スロウ】敵側は【ヘイスト】の効果を常時受けています。また、先制判定に成功しても、【ファストアクション】は適用されません。

PC側へ【ヘイスト】を行使すると、【スロウ】は打ち消されます。ヘイストを重複して使用することはできません。

 

 

また、これらの効果は魔法と同様に過ぎない為、魔法ではないこと、また解除してもすぐさま上書きされてしまう為、解除は実質無効であることを示唆してください。

 

GMは、PCとのバランスを考え上記のトラップが、毎ラウンド、ランダムどれか一つが作動する、といった無いように変更しても構いません。

 

 

戦闘が終了すると、タロス達が守っていた扉を通ることができます。これらに罠はありません。

扉を出ると、制御室のような部屋で、高位研究職アンドロスコーピオンが困惑しています。PCたちの実力を見て命乞いをしてきます。どう処理をしても構いません。

(戦闘がしたければ、命乞いの後、騙し討のように襲ってくるでも良いですし、情報を吐かせても良いです)

 

 

制御室を上から見た場合、長方形を想像してください。

その長方形の下辺からPCが入ってきました。

上辺に制御の為のモニタや機械が並んでいます。

左辺に小部屋があり、そこに移動装置があります。

 探索判定(30)に成功すると、右辺にも小部屋があることがわかります。

 

『制御盤を調べる場合』

 

装置に対して「マギテックレベル+知力ボーナス」、あるいは見識判定(25)に成功すると以下の情報がわかります。

※魔動機術が使える人の見せ場を作るために、「マギテックレベル+知力ボーナス」だけで最初判定を行わせる、など工夫しても構いません。


・守りの剣の研究施設を蛮族達が占拠、再利用し守りの剣の効果を打ち消す装置を開発している。また、同時に戦闘兵器を開発している。

・守りの剣は研究用に更に地下に保存されている。

・対侵入者用のトラップは、ロックが掛かっておりここからでは解除できない。移動装置は生きており、別室のトラップを管理している装置を直に操作する必要がある。

・研究室はこの下だが、そこへ移動するにはコードが必要。(アンドロスコーピオンの死体からは見つからない)
・コードは移動装置にで表示される暗号を解くことで手に入る。これは、魔動機文明時代のセキュリティをそのまま流用している。

 

『右辺の隠し小部屋を発見した場合』

 

おそらく、アンドロスコーピオン達も気づいていなかったであろう小部屋です。埃が積もっていて、魔動機時代のものがそのまま残っていることが伺えます。

中央の機械があるだけです。これを起動させると、『Copy Machine』とあります。
50cm四方のものを置く場所があり、また、残エネルギーと思わしきメーターが、Emptyに近い位置をさしている為、後一度しか動かせないことがわかります。また、充電などの方法は劣化して不明です。

これは、永続的に物体をコピーすることが出来るマシーンだということがわかります。マギテックの【コピー】の効果が永続になる高探索達成値のサービスと考えてください。永続に【コピー】されると著しく問題がある場合、GMはその旨を伝えてください。

 

 

 

 

『左辺の小部屋を調べる場合』

移動装置があります。そのモニタには以下の表示があります。

 

『移動装置』

 

『マナ管理室』
『腐繧子舘個縺音ヰ居√』→文字化け
『欺瞞電波制御室』
『下層』

 

【『下層』へ行こうとする場合】

 『Today Pattern』

『Mana Dictionary』   『Air tight Armor』  『Glider Manto』  『Create Weapon』

『Enter Space K×××』

『:』

入力デバイスがあり、四枚のパネル、そしてパネルとパネルの間にも書き込むスペースがあります。これにタッチペンで書き込めるようになっています。

※イメージ

◯■◯■◯■◯

 

 

K×××は文字化けしてわかりません。GMはこれだけでは完全にわからないことを示唆してください。また、トラップを解除しないまま地下へ進むと困難であることも示唆してください。

 

※このリドルはクリプトというものです。4つの数字を四則演算を組み合わせて合計を10にする必要があります。

ですから、それぞれの魔動機術のレベルが以下です。

マナディクショナリー9
エアタイトアーマー8 
ライダーマント8
クリエイトウェポン6

これらを8*8-9*6=10

となるので、このように上のパネルに書き込めば正解です。

 

『マナ管理室』へ移動した場合

 

この部屋では、・【対侵入者レーザー】

ガンによる純エネルギー属性のダメージを固定値20で、全員の手番終了時に受けます。

 の効果を打ち消せます。

 

中央に、なにか製造機械があります。『マギテックレベル+知力ボーナス』もしくは見識判定で目標値20に成功すると、これは空気中のマナを効果的に吸収し様々なことを行っている機械だということがわかります。

上記のトラップも、吸収したマナをレーザーとして打ち出していた為、これを停止させれば停止することがわかります。

 

停止するためには、側面に取り付けられた鍵を正しく抜き取る必要があることがわかります。

仮に無理やり停止した場合、50点の軽減負荷ダメージがHPMPに与えられる爆発が起こることを示唆してください。

 

以下のリドルを解くことで成功となります。

 

○○○○
○○○○
○○○○
○○○○

『6本の鍵を抜き取り、縦横を偶数とせよ』

 

文字通りです。回答は複数あります。

10円玉などを実際に16個上記のように並べ試行錯誤すると答えにたどり着けるかと思います。

 

一番早く解けた人に経験点500点など渡すと良いでしょう。

誰も解けなかった場合は、ペナルティを甘んじて構造物破壊ルールで破壊させてください。

 

 


【『欺瞞電波制御室』に行く場合】

 

中央に、有害な電波を発している機械があるのがわかります。

見識判定(15)に成功すると

・【対侵入者チャフグレネード】
チャフグレネード】と同様の効果を施設内に及ぼします。

の効果の原因であることがわかり、なおかつこの部屋には以下の効果があることがわかります。


◯電波障害
攻撃をする際、対象は全てランダムで決定されます。また、《魔法制御》《魔法収束》《魔法誘導》《精密射撃》《鷹の目》の効果は失われます。

 

また、この機械の破壊を試みる場合、危機感知判定(25)を行ってください。

(IB153p)バニティストーカー+2がこの番人をしています。

 

また、このバニティストーカーは行為判定+2だけではなく

○対電波仕様。

この部屋でだけ、バニティストーカーに対して有用な電波が発生しています。バニティストーカーの命中判定に+4のボーナス修正を加えます。

 

戦闘に終了すると、有害な電波を発している機械を破壊できます。これは、破壊に対してペナルティが無いことを示唆してください。

 

 

【『腐繧子舘個縺音ヰ居√』に行く場合】

この部屋に、エルダーマンティコアのようなものがいるのがわかります。普通は、老人の顔をしていますが、これは老婆の姿をしています。

この老婆は、侵入者を排除するよう渋々戦闘を始めます。

 

キフジンを倒すことで、以下のトラップは解除されます。


・【対侵入者アンチミサイルフィールド】
施設内に、強力な磁場が発生します。ミサイルプロテクションと同等の効果を持ちます。

 

・【対侵入者バランス・タイム】
PC達は、スロウ、敵側はヘイストの効果を常時受けています。また、先制判定に成功しても、ファストアクションは適用されません。
ヘイストをかけると、スロウは打ち消されます。ヘイストを重複して使用することはできません。

 また、戦闘中はキフジンはこれらの罠を作動させる余裕がない為、この戦闘中で罠は発動しません。

 

 

正直、これは私がネタで作ったキャラの為、空気にそぐわなければ普通の強いエルダーマンティコアを出してください。

 

 

“怠惰暮らしに溺れる腐敗”のキフジン


Lv22 種族:幻獣
 
知能:高い 知覚:魔法 反応:カップリング的 言語:すべて 生息地:不明
知名度/弱点値:25/30 弱点:男性二人目の攻撃が被ダメージ+2 先制値:26 移動速度:50


生命抵抗力:20(27)
精神抵抗力:27(34)


部位数:2(前半身/後半身)

攻撃方法:なし(前半身)
命中力:-
打撃点:-
回避力:28(35)
防護点:20
HP:400
MP:500

 

攻撃方法:尻尾(後半身)
命中力:28(35)
打撃点:2d+40
回避力:22(29)
防護点:20
HP:200
MP:-

 

●全身

○腐った世界
液体や食べ物が腐り落ちます。キフジンが居る空間はポーションや食べ物は空気に触れた途端、使用できなくなります。


●前半身

〆真語魔法、操霊魔法、深智魔法 15レベル 魔力28(35)

〆妖精魔法、魔動機術15レベル 魔力28(35)
妖精魔法は全ランク6

〆腐の高速詠唱
一回の主動作に、二つの魔法を行使することが出来ます。その際、同系統の魔法は行使できません。(例:妖精魔法2回、など)

 

◯〆☑《魔法適性》 すべて

 

○独自魔法

深智魔法【シャングリラ・ワードブレイク】☆  対象:術者 消費 *

毎ラウンドに一度だけ、達成値の分だけMPを消費して術者にかかっている魔法を1つ解除することができます。


☆不思議なかけざん 精神抵抗力判定/20(27)/消滅/ 対象二体

攻めやら受けやら謎の呟きに精神が惑わされ不愉快な気分になります。
精神抵抗に二体とも失敗すると、1ラウンドの間行動判定に-2のペナルティ修正を受けます。

 

●後半身

〆2回攻撃&双撃

 

☑《強化魔力撃》=命中+13 打撃点+28

 

▽かけざんの呪い

双撃により、二体へ尻尾の攻撃を命中させ、「1」以上の適用ダメージを与えた場合
、対象は不思議なかけざんの影響を受けます。器用度を-12します。この効果は累積し、器用度が0になると、対象はあらゆる近接攻撃や射撃攻撃を行えなくなります。

呪い魔法として扱い、解除の場合、達成値の比べ合いは必要なく解除されます。また、その際、ノーマルラブについて魅力を語る必要があります。

 

 

戦闘が終了した時、この老婆エルダーマンティコアを死亡させないようGMは処理してください。

キフジンは、高待遇を条件に以下の魔法を侵入者が現れた時行使するよう契約していました。敵意はなく、ここが滅びるということであれば、悪いことをせずに森へ帰ると言います。真偽判定を行ってもこれが正直な意見であることがわかります。

 

また、下層に行く為のパスワードの仕組みを教えてくれます。GMは上記の【『下層に行く場合』】のリドルのルールを伝えて下さい。

 

 

 

『下層へ降りる』

 

ここは、とても広い研究空間となっています。

ロボットアニメで機体が鎮座している空間に、様々な機械が置いてあります。また、その中に守りの剣を設置して何やら研究している様子もあります。

 

貴方達、侵入者に驚きと憤慨が入り混じった所長らしき魔物が出迎えます。

 

彼は、高位研究職アンドロスコーピオンに+2と剣のかけらを積んだものです。彼の手には、ダリアらしき女性が人質に取られています。

 

所長スコーピオン『幾多のトラップを解除し、ここまで来たことはほめてやる。だが、貴様ら冒険者はかような人質を取られては、手も足も出るまい。さぁ、我々の研究成果に蹂躙されるが良い!』

 

と適当に前口上を済ませ戦闘に入ります。

所長スコーピオンと同座標にダリアが人質として存在しています。この人質をなんらかの手段で解放してあげてください。(おそらく、だいたい【エスケープ】や【テレポート】でどうにかなります。私はどうにかされました)

 

2ラウンド目の最初に、奥に鎮座している機械が貴方達冒険者を排除しようと動き出します。

 

この魔物は、ドゥームズデイドゥームです。『三眼のサーペント下』の巻末付録に掲載されている魔物です。

手元に無い場合はググれば出てくる。 所持していない方は買うか、別の魔物で代用してください。

 

 

これらの戦闘が終了すれば、このセッションは終わりです。

このフロアを探索すれば、無事に『守りの剣』が手に入ります。

 

貴方達冒険者は、多くの行方不明者研究者を救い、称えられます。また、守りの剣を手に入れたことで、人族の繁栄への礎へとなったことで、更に評価されることでしょう。

GMは、卓の状況に適した名誉点と称号を与えてください。

 

これでセッションは終了です。