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About Sword World 2.0

SW2.0について色々書きます。TwitterID:groupsgr

人生で初めてのコンベに参加した話

先日、福岡の提携コン『冒険者求ム』というコンベンションにGMとして参加してきました。

 

コンベンションというのは、

『コンベンションは主催者が集会場を用意し、TRPGを遊ぶための環境を整えた上で開催する。基本的には、TRPGの基礎的な知識とルールブック、サイコロなどの用品を持参すれば誰でも参加可能である。主催者は有志であったり、企業であったり、その気があれば個人でも主催可能である。日本国内においては主に大都市の近辺で多く開催される傾向にある。』Wikipediaより 引用!!

 

というものですね。今回はこれに人生で初めて参加してきた話です。

 

 

 

自分は普段、身内とSkypeでボイス+テキストロール、でオンラインセッションをしています。というか、これ以外してないです。

 

一年とちょっと前にTRPGを始めて、三桁くらいオンラインセッションはしたのですが、オフラインでのセッションは恐らく片手以下しか経験がありません。

こういうパターンのTRPGを遊ぶ人は、案外最近増えてたりするんじゃないでしょうか? 地方都市とかだと周りにTRPGする友だちが五、六人も奇跡的に揃う環境は中々無いでしょうし。

 

クソ暇な文系大学生の僕ですが、麻雀の面子四人すらも中々集まらない事が多いのに、社会人の方でしたら尚の事でしょう。

 

なので、折角だから、オフラインセッションを経験してみたい! という思いでコンベンションに参加したわけではないです。

寧ろオフラインは苦手です。GMはさておき、PLなんて出来ません。

 

しかしなんと、今回のコンベンション、ゲストにグループSNEから敬拝してやまない『清松みゆき』先生と冒険企画局から『近藤功司』局長がいらっしゃると。ヤバいぞ。

 

今回主催の虎猫の穴、というサークルさんは、聞けばこうしたコンベンションでは毎回TRPG界隈の大物ゲストを呼んでいるというじゃないですか。ヤバいぞ虎猫の穴。

 

と、非常に俗的な動機ですが、申し込みました。オフラインは絶対にやらねえ! と日頃から思っていたのですが、こればかりは勇気を振り絞って申し込みました。

 

割合的には、GM8割、PL2割なので、慣れてないオフラインセッションをやるなら、せめて慣れているGMの方が良いだろう、ということでGMで申し込みました。

GMが足りないとのことでしたので、GMで申しこめば必ず参加できる、というささやかな打算があったりもしましたが。

 

システムは勿論SW2.0。当日のセッション時間を聞きながら、シナリオを作ります。

六時間くらいあるとのことだったので、二話ぐらいのキャンペーンかなあ、とガリガリ。申込時に送った紹介をそのまま使うとこんな感じのを作りました。

 

『君たちは、ビオ地方の港町カシーハマーを拠点におく冒険者だ
そんな君達冒険者に、とある依頼が舞い込んでくる
『お宝沈没船で、一攫千金を狙ったみないかい?』
かつて、大量の芸術品を積んだまま、行方不明になっていた商船トオリモンの在り処を発見したという
君たちが、そこで手にしたお宝をきっかけに、ひょんなことに巻き込まれて……』

 

初期作製は面白く無いかなあー、と4レベルぐらいのレギュレーションです。

 

いつもSW2.0を遊んでいるメンバーに、テストプレイを依頼して、全体のバランスを取りました。

普段、友だち同士だと時間内に収める、ということをやりませんから(適当な所で続きはまた明日、とか出来ますし)

時間まで考えてセッションを用意するというのは初めての経験でした。

高レベルばかりやってるせいで、所謂『サーペント病』に侵されていたので、案の定敵データも強すぎたりで、修正。

時間が足りないなら、この戦闘はカットする部分、と柔軟に対応できるように組み直しました。テストプレイに協力してくれた友人さまさまです。そして、セッションは無事にできたんですが……。

 

当日、何が要るんだ…?

 

システムの紹介も添付してください、と言われていたので、『おいおい、今更SW2.0の紹介なんているのかよぉー?』とか思ってたんですが……『え? まさかSW2.0知らないで来る人いるの…?』という当たり前の事に、当日近くまでその発想に至らないという。

 

初めてのコンベンションでGM参加という無謀さがわかりますね。

僕はSW2.0しか遊ばないせいで、なんというか……もう世界のTRPGはSW2.0しか無い位に思ってましたから。※

ゲストに近藤局長がいらっしゃるので、冒険企画局のシステムと半々ってとこなのかなー、位に考えてました。

 

※そのぐらいSW2.0を愛しているという比喩表現で、他のTRPGシステムを貶す意図は全くございません

 

開催予定のシステム一覧見てみると、福岡での開催予定卓は19卓くらいあった内、SW2.0は僕一卓。(スターターセットを使った卓は一つありました) そ、そんなもんなの……!? 清松先生来るのに!? と、衝撃でした。

また聞いたことすら無いシステムが山程あったので、TRPGって広いなあと変な感想を持ったり。

 

ということで、何が要るんだ、という話に戻ります。

 

一度、SW2.0というかTRPGに初めて遊ぶ友人にオフラインで布教したことがあったのですが。

自分のサプリやらルルブを見せながら、セッションを行いましたが『成長に必要経験点一覧』や『戦闘特技』『魔物データ』『魔法一覧』があると回し読みする手間が大分省けるなーと思っていたので。

 

それぐらいは印刷して持ってくと時間短縮になるだろー、と考えていましたが……他に何か要るの!? と。

というか、このオフで布教経験が無かったらこれらのコピーすらも用意する発想が無かったかもしれません。思い返すと中々にハードルが高かった……コンベGM。それでもPL参加よりはマシなので仕方無いです。

 

寧ろ、PL参加していたら普通のSW2.0卓が皆無だったので、必然と他のシステムPL強制になっていたことでしょう。

慣れ親しんでるSW2.0すら出来ないPLが他システムで遊べるワケなく、かなり絶望的な状態が想像できます。そう考えると、かなり僥倖。卓が無ければ自分で立てれば良いじゃないは大正解です。

 

ということで、前日ぐらいにTwitterでワーワーと偉大な先輩方に話を聞きながら、色々用意。これで本当に大丈夫なのか……?と震えながらコンベ前日は眠りにつきました。

 

会場から数十分の弟のアパートに転がり込んでいたので、割りと余裕を持って最寄り駅に到着。暑い。

 

(余談ですが、会場側の弟のアパートに前日入りしていましたが、その道中タイヤがパンクして面倒な事が起こっていました。もし当日朝に車で行っていたらと思うとゾッとします。余裕というのは大事ですね)

 

普段は、車かバイクでしか移動しないので、駅から会場までの徒歩すら辛い、暑い。

サプリとパソコンを全部詰め込んだリュックが重い、憎い……とヨロヨロ会場までたどり着きます。(敵のHPやらを普段はこういうのでやってるので、時間短縮の為サブパソコンを持参してました)

 

会場の側に、同じように大きなリュックサックを持った人達が歩いていて、「ここだ」と確信を持って入ります。

 

ロビーには、参加者らしい人達が固まっていたので、コミュ症は離れたところで様子を見ることにしました。固まってる参加者達と軽快に話しかけるなんていう社会性は持ちあわせてません。

 

九時二十分集合だったので、五分前くらいに到着してましたが……コミュ症は、その辺にいるはずであろうスタッフさんがわからずウロウロ。

会場ホールにスッと入ってく人がいたので、「え!? もしかしてGMは先にホールに入るの!?」とホールをこっそり覗いてみたらGMさんらが既に集合している、という。

 

余裕を持って到着してる筈が、23分ぐらいに入るという無駄な気不味さを味わいながら席につきます。

 

それから、Twitterのフォロワーさんに出会い、少しお話。コミュ症だけど、流石に頑張って喋ります。

この時、「シグレ」というハンドルネームをリアルで名乗る久々の体験、おおよそ人生で二度目です。

 

なんでしょうね、この不思議な感触。

 

そして、知ってるのに知らない人、という独自の感覚はオフ会経験者にはわかって頂けることでしょう。

 

確認事項をいくらかして、PLさんがどわーっと入り、開会式。

 

ゲストの清松先生と近藤局長が登壇して(おおおおおお!)と内心歓喜

開会式が終わり、卓分けが始まります。この時、ゲストのお二人は降壇して、GMのグループの方に着席。

 

隣に近藤局長がいらっしゃいました。

 

SW2.0専門といえど、流石にお名前ぐらいは存じております。SW2.0以外にやってる数少ないシステムにシノビガミがありますし。

 

 

サイコロフィクションシリーズは本当に優秀なシステムだと思います。TRPGに初めて触れる人には是非、シノビガミをやってもらいたいですね。スターターセットだと舞台が現代日本でかつ、RPもやりやすいし、初心者でもサイコロ振っておけば進行できる。

遊び易いとっても良いシステムです。

 

 

とまあ、そんなシノビガミやらを発行している冒険企画局の局長がおとなりです。マジか。

近藤局長、めっちゃダンディーな方でした。日本人で髭が似合う人中々いないと思ってるんですが、髭が似合ってて、服装もカジュアルな感じで決まっていて、とても紳士的な方でした。

 

コミュ症ですが、流石に目線左下固定というのは出来ないのでMP消費しながら『今日、僕人生初めてのコンベンションなんですよー』と伝えた所、「緊張しなくて良いですよー」

 

と、コンベンションについて色々教わるという奇跡。

 

局長「PLとの人数の都合上、卓分けで立たなかったり……逆に予備のGMが駆り出されたりするんです」

 

等とコンベの進行に合わせて色々解説してくれるという。

 

人生初コンベで、冒険企画局代表に直々に教わるという大変贅沢な経験です。冒険企画局のシステムもっと買います。(露骨)

 

と、そんな解説を受けながら

(だよね! 人数比的にGMのが多いんだから卓が立たない可能性あるよね!?)

 

と内心震えます。

 

折角用意したシナリオやらサマリーが無駄になるから、とかじゃないです。そんなのはどうでも良いです。先ほどから何度も言ってますが、PLが出来ないから僕は無謀にもGMとしてやってきたわけで。千歩譲ってSW2.0のPLならまだしも、他はスターターセットの一卓。希望通り参加できるかも不明。

卓が立たなければ、高確率で見知らぬシステムのPLという後が無い状況です。

 

卓分けが終わり、卓の振り分け発表をガタガタしながら待ちます。

 

無事に成立。 SW2.0は強かった。

 

ありがとうSNE! そしてありがとうSNE!

 

卓希望表の備考欄に『SW2.0卓に入れないようなら、PLじゃなくて清松先生の卓の見学にさせてください』と震える字で書いた無茶を通さずに済みました。

 

因みに清松先生はSW2.0でGM、近藤局長はPLとして参加でした。

清松先生の卓は抽選が行われ、なんと今後公開されることのないシナリオをやるとのこと。滅茶苦茶羨ましかった。

 PLじゃなくて、見学でも良いというのは本心です。 

 

近藤局長は最近発売の『ダイスオブ・ザ・デッド』に参加されました。ダイスオブ・ザ・デッドはグループSNEのDMO(デスマスター大井)こと大井雄紀先生の作品です。

 

局長が参加するGMとか緊張で死にそうですね。PLとして同卓された皆さんも冒険企画局ファンからは垂涎の体験だったことでしょう!

 

ということで、近藤先生にお礼を言ってから、自分の卓に移動します。

(ああ、SW2.0全く知らない人で、サマリー不足だったりしたらどうしよう……)と不安になりながら、着席。

 

すると、全員ダンッ! とルルブを机に置きます。ありがとう!!! ルルブ持参してくれてるレベルなら安心だ!!

 

しかも、五人中二人が「今回コンベンションに初めて参加したんですよー」と。「大丈夫、僕も初めての参加です!」

と元気良く答えましたが、冷静に振り返ってみると、なんてアテにならないGMなんだ。こんなの不安がマックスになります。

 

ということで、キャラ作成。因みにレギュレーションは下の感じでした。

 

----------------------------
キャラ能力値:それぞれ二回振って良いほうを選択(運命変転一回あり)

例;器用度2dの時
一度目:4
二度目:8

8を選択して良し。

敏捷度2dの時

一度目:3
二度目:4

3を運命変転→11にして良し。

ただし、一度使ったらその後使用不可。
全体の出目を確認してから、ひっくり返しても良い。


経験点・追加5000点(合計8000点)
レベル上限:4レベルまで
成長:3回(2d振ってください)

所持金:3000G(初期1200G+1800G)+α

α:武器、防具それぞれ1つずつ、5000G以内で非魔法の武器であれば、自由に購入可能。
盾は別途に支払う必要アリ。

名誉点:50点

禁止レギュレーション:蛮族PC、召異魔法、第二の剣信仰、エセルフィン信仰。

防御ファンブル、絡み武器:ナシ

舞台:ビオ地方の港町

設定:参加者は一度一緒に冒険に出て、パーティを組むことにしている。一度目の冒険が終わった後ぐらいからの時間軸。

----------------------------

 

PLさん「能力値の運命変転は人間生まれだけですか?」

ぼく「いえ、作るあなた方が人間だから出来る、という話です」

 

という話にちょっとウケて安心。思ったよりサクサク進み、想定より早めに昼食に突入できた一息つきます。

個人的には、長期的にやるキャンペーンじゃなければ、強く遊んで欲しいなあというスタンスなので、こんな感じのレギュレーションです。

 

結論から言えば、無事に時間内にセッション終了しました。良かったー!

 

また、得意の三下ロールが捗りました。三下ロールと某ネズミキャラだけは定評がある僕です。

 

しかし、テストプレイって大事ですね……。

 

反省点は、まだ数回しかSW2.0やったことないPLさんもいたのに、ちょっと説明不足だった点が多かったなあ、という。

 

個人的に、自分の正面のPLさんがニコニコした表情で導入やらを聞いていてくれたのが、凄い助かりました。おかげで緊張がほぐれました。

 

セッション自体は、用意していた全てのイベントを回収してくれて、死んだシーンが無かったので、PLさん達のアクティブな動きに感謝です。

 

最後には楽しかったー、と言って貰えたので良かったです。

そんな感じでセッションは終了。

 

終わった時の疲れ方が尋常じゃなかったですが、これから清松先生と近藤局長のゲストトークがあります…! へばってる場合じゃありません。

 

今度発売のバルバロスブックやらの紹介なんかがありながら……具体的な内容はオフレコなので、凄く面白かった! ということで!

 

流石にこれは言って良いと思うんですが、『ダイスオブ・ザ・デッド』や『リプレイ、レーゼルドーン開拓記』の作者、大井先生が絶賛されていました(笑) 大井先生これからもがんばってください!

 

ということで、無事にコンベンション終了です。

 

撤収中、近藤局長が「この天井は、良いね。ああいう風に天板を配置することで……(手を叩いて)ほら、反響しないでしょ? 音が広がらないようになってるんだ。クラシックとか遠くまで音を伝えるには不向きだけど、TRPGのコンベンションなんかだと、声が反響しなくて向いてる場所だ。天板を芸術的なオブジェクトとして、違和感もない」(要約)

 

という風に語ってらっしゃって(すげぇ……ダンディーで教養もあってお洒落で完璧だ)と一人勝手に感動してました。後、演劇三年やって、演出とかしてたのに、ホールのそんな仕組みなんて知りませんでした。恥ずかしい。

 

そして、打ち上げに参加します。コミュ症が初参加のコンベの初対面のスタッフさんらと飲み会なんて限りなく無謀だとは自覚していますが、仕方ないです。

 

ということで、居酒屋に到着して席に座るんですが

 

(清松先生のほぼ目の前だぁー!!!!!!)

 

サインを貰おうとリュックをガサゴソします。

しかし、痛恨のミス。清松先生のリプレイ『滅びのサーペント』を忘れてる。

初コンベGMということで、バッタバタしてて完全に抜け落ちてました。なんていうことだ。

割りと自分オッチョコチョイな方なんですけど、これは人生でトップクラスのやらかしです。大学入試の受験票の提出ミスした時と同じぐらいのやらかしです。

 

 

SW2.0の基本ルルブⅠ改訂版と滅びのサーペントは、今回のサイン用に買い直したのに…。

 

申し訳ないと思いながら、基本ルルブⅠにサインを貰いました。

 

f:id:sgrtrpg:20160719152332j:plain

 

いやっったぁぁぁぁぁ! うああああああ嬉しいぃぃぃぃ、と感無量です。

 

そして、更になんと、打ち上げの二時間の間、清松先生とほぼずっとお話できるという奇跡。人生の自動成功です。(意味不明)

 

色々聞きたかったあんなことやこんなことを!!

清松先生「今からいうことは、全部嘘でね、ぜーんぶ嘘の話なんだけど」

 

はい!! 嘘ですね!! 嘘の情報は拡散できないので、勿論書きません!

 

一つだけ言うと、某記述箇所が「ここ清松先生が書かれてますか?」「何故わかったし」というのが当たっていたのがファンとして嬉しかったです、あたっていたのは嘘だけど。

 

清松先生は、時代を担ってきた素晴らしいクリエイターでありながら、お茶目※で、ユーモアがあって、ああ最高の時間でした、ええ! まさか、これだけドップリ使っているSW2.0の清松先生とお話できる日が来るとは!

 

※生ビールが配られてから、乾杯までちょっと時間があって、所謂お預けになっていたのですが、清松先生が「マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆バンバン」ってやってたのが大変お茶目でした。

 

こういう場を提供してくださった虎猫の穴サークルの皆さんには大感謝です!

 

しかも、打ち上げからアパートの側までスタッフさんに送ってもらうという至れり尽くせり! 本当にありがとうございます!

 

 そんな福岡を主戦場に活動している虎猫の穴さんは、こうしたゲストコン以外にも定例会としてTRPGをやったり、初心者向けや女性オンリコンなど色々活動されています。

 

twitter.com

 

充実した環境なので、興味がある人は参加してはどうでしょうか。

 なんと11月には、上記の『ダイスオブ・ザ・デッド』の作者でリプレイ『レーゼルドーン大陸開拓記』の大井雄紀様がいらっしゃるそうです。

 

一体何をしたらそんなゲストが呼べるんだ……

 

ということで、大変思い出に残る人生初コンベンションでした。以上で報告レポートを終わります。