【つぶやき】芸術について
SW2.0でもTRPGとも関係ないんですが
TRPGでシナリオを作って、皆でセッションを行った結果というのは、芸術だと思っています。
ということで、参加者全員芸術家だと拡大解釈して、芸術に関して、自分がとても感銘を受けた一節を紹介したいと思います。
【六 美学・芸術教育】
『もしも人生というものが、自分自身と自分の一族の暮らし向きを抑止、そして社会の階梯をせいぜい一段か二段高く登るためにそのことごとくが費やされてしまうとしたならば、人生とは何とつまらぬ無意味なものになるか、ということを感じるようになります。このように感じるようになり、しかも、高貴な目的なしうる能力があると自分自身に感じられるようになって初めて、われわれは自尊心をもちうるようになります。たとえ、運悪くわれわれの周囲の人々がわれわれと同じ志をもたず、また自らの志に従ってなした行為に対して彼らが非難を浴びせることがあっても、われわれは歴史上の偉大な人物、あるいは文学作品の中に登場する偉大な人物に深く共鳴することで、また未来の人間の理想像――聖なる存在に具現化されている理想的な典型をも付け加えておきましょう――を思いみることで、自分自身を支え励ますことができるようになります』
『日常の仕事が味気ないものであればあるほど、高尚な思想と感情の息づくところをしばしば訪れることによって、われわれの心の調子を高めておくことがますます必要になります』
『大学教育について』より引用
J・S ミル(1806~1873)
「満足な豚であるより、不満足な人間である方が良い。同じく、満足な愚者であるより、不満足なソクラテスである方が良い。 そして、その豚もしくは愚者の意見がこれと違えば、それはその者が自分の主張しか出来ないからである。」『功利主義』第二章
というのは恐らく聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
これに対して、どう感じたというのは敢えて触れないでおきます。
みなさんの芸術活動の助けになれば幸いです。