About Sword World 2.0

SW2.0について色々書きます。TwitterID:groupsgr

ただ、ただ『トリプルクラウン』の中の人が気になった

トリプルクラウン』というリプレイがある。

今回はその中身についてなので、未読の方はレビュー部分だけで。

既読の方は 赤字アンダーバーまで飛ばして頂いて構いません。

 

 

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これは少し変わったリプレイで、七人のGM達が三題噺のように三つのお題を引いていき、そのお題を元にセッションを考え、リレーGMをやるという企画である。

GMなら一度はやってみたい(?)で企画であろう。

 

しかも、三つの内、お題の一つはセッションの直前に引くという無茶振り付きである。その無茶振りにGMたちは阿鼻叫喚し、お題を地面に叩きつけ、ストンピング、果てや魂を放出しそんな姿をPLは指を刺して笑う。GMは明日は『我が身だぞ貴様ら』と吐き捨てながらセッションを練るという姿は読んでいて非常に面白い。

 

ちなみに舞台はシエナクェラス地方、個人的にはぶっちゃけ『どこ?』と言ってしまった地方である。“刃神”マキシムが鍛えた七本の剣をめぐっててんやわんやしているらしい。詳しくは、秋田みやびさんの『七剣刃クロニクル』にあるらしい。自分は未読なので、興味が有る方はそちらを読むと良いのではないでしょうか。そもそも“刃神”マキシムがどいつだという方はカルディアグレイスを参照。

 

正直な感想としては、“上巻”は是非読んでみて欲しい。上記にもあるように、GMの苦悩する姿は読者として、読んでいて楽しいし、無茶振りをこなす姿はGMとして参考になる。
藤澤さなえ先生のお題を拾った『パンツ大食い大会』のような突拍子もない展開は笑えたし(これを読んで自分は藤澤さなえリプレイを買った程)
最後の筆者の、サーペント病を巻き起こした超ベテラン清松みゆき先生の話にはヘクスマップが登場し、SW2.0の可能性を広げてくれた。

しかし、下巻ともなってくると、リレー形式というそもそものシステムの問題か、無理に設定を収束させる必要が出てきたり、上巻より勢いが減り、蓄積された設定もイマイチ把握し辛かったりと、読んでいて少し大変だった。
それでも、秋田みやび先生には、TRPGでは前代未聞であろう“じゃがりこを用いた空中戦(?)を展開したりと面白くは有る。

色んなGMが一堂に会する豪華企画であるし、SW2.0のリプレイを買って読む層であればファンの先生が一人は出ている事だろうから、それだけでも楽しい。(自分も清松みゆき先生とベーテ先生が出ていると聞いて買った一人だ)

また、これを機に他のGMに興味を持ち、そこから次に買うリプレイの指針が決まる可能性もあるので、非常に面白い企画となっているのは間違いない。

一先ず、上巻まで買って損はないだろう。下巻はそれを踏まえた上で購入すると良いかもしれない。

 

とここまで、リプレイの紹介と個人的なレビュー。 

 

今から記事のタイトルに触れて行こうかと思います。

 

さて、リレーGMというシステム上、一人のPCが居なくなる。
PLとPCの関係をぼかす為か七人のPCの内、参加するPCは五人。抜けているどちらかがGMでどちらかがお休みという訳だ。

 

気 に な る。


清松みゆき先生の『滅びのサーペント』に登場するバトエルデンは『新米女神の勇者たち』に登場するメッシュなんじゃないのか、という話を聞くとそうにしか見えなかったり。
カイン・ガラの宝石ことジュエリィは秋田みやび女史なんじゃないかと、予想したり。

『from USA』シリーズは特に大好きで、アンセルムとクリフのRPは陳腐な表現でしか言えませんが、本当に好きで好きで。(他のキャラクターも皆大好きなのは)
同時にこんなRPができる中の人がめっちゃ気になる。

その中の人が出てるリプレイがわかれば買うレベルである。

 

とにかく何が言いたいのか一言でまとめると、中の人むっちゃ気になる。

自分はいつも中の人が誰なんだろうと考えながら読んでいるんですね。

そして、今回の企画上、中の人が推測できてしまうんですね。

そんな自分がそんなものを見てしまうと予想してしまいたくなるのが性……。


という訳で、トリプルクラウンの中の人を予想してしまいました。


※以下は、リプレイのイメージを損なう可能性もあるので、そういった方は注意してください。

こうした推測は野暮である、という方も読まない方が良いと思われます。

 

それを踏まえた上で、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

単純に参加不参加の表をまとめるとこうなりまして。

 

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しかし、これだけではわからない。

本編からキーを推測します。

具体的な事は触れられないのでふわっとしたことなんですが。

 

アクセルが北沢兄貴のお題について言及している。

最初の口絵で説明しているのがアクセル、という辺りから、なんとなくアクセル=北沢慶っぽい印象。

 

本編ネタバレになるので、触れませんが

フレア、ラヴ、シャルが連続でシナリオに関する自嘲的なネタを喋っているシーンがあり。それぞれ、清松、藤澤、ベーテ(敬称略)のネタだったので

フレア=清松

ラヴ=藤澤

シャル=ベーテ

ではないかと、見当をつけてみます。

 

加えて、自分がベーテリプレイの大ファンというのもあり、リルドラケン女性グラップラーなどというキャラをやっているのは九割方ベーテ先生だと上巻の時から思っていまして(RPのノリもベーテ先生っぽい)

ベーテ先生の回になりシャルが消えたので、自分の中で確信に変わりました。

そこで、一番確信が持てたシャルがベーテ先生と仮定して進めて行くことにしました。

 

以下敬称略。

ベーテがフレアではない。よって、清松がフレアである。
アクセルが清松でない、よって、北沢がアクセルである。
クロエは北沢ではない、よって田中がクロエである。
田中がセリアンではない、よって秋田がセリアンである。
秋田がスピネではない、よって川人がスピネである。
川人がスピネでない、よって藤澤がラヴである。
藤澤がラヴでない、よってシャルがベーテである。

と、表を見ながら自分向けに並べた結果。無事に一周出来たので、結論としては


清松みゆき:フレア
北沢慶:アクセル
田中公侍:クロエ
秋田みやび:セリアン
川人忠明:スピネ
藤澤さなえ:ラヴ
ベーテ・有理・黒崎:シャル

 

という結果が出ました。

上の見当とも一致しますし、自分の予想とは合致しています。

 

まあ、あくまで根拠は自分の憶測に過ぎないので、確証があるかと言われれば、……なので。あくまで、一読者の推測、です。

 

また、これらの記事は『トリプルクラウン』の価値を貶めるものではなく、寧ろ購入を推奨するダイレクトマーケティングですので、誤解が無いよう願います。