『魔力撃VS鎧貫き』
最強のグラップラー構成は魔力撃をかますグラップラー、所謂マリョップラーだと思っているのですが。
自動習得の凶悪特技《鎧貫き》と《魔力撃》どちらを宣言する方が強いのか、結構悩む局面が多かったので計算してみることにしました。
まあ、《バトルマスター》を覚えてしまえば何の事は無いんですが……。
例のごとく、結論から先に述べます。
C値8の時
『魔力』×『1.5』<『防護点』の時は《鎧貫き》が強い
C値9の時
『魔力』×『2.7』<『防護点』の時は《鎧貫き》が強い
C値10も出すには出しましたが、お話にならない差だったので載せません。C値10の武器だったら《魔力撃》一択ですね。
クリティカルレイでC値上昇させれば、もう少し《鎧貫き》の方に比重が傾くと思いますが、よっぽど防護点が高い相手で無ければ、大体《魔力撃》って言っておけば安定ということがわかりました。
命中等は同条件でやっていますので、《強化魔力撃》を覚えて、宣言した場合としない場合に命中精度に著しい差がある場合は、《強化魔力撃》の方が圧勝になることでしょう。
まあ、《鎧貫き》の何が強いって自動習得で戦闘特技に枠使わないところですよね……後あらゆるクリティカル無効無効っていう所とか。ペナルティが何も無いっていうのもヤバイです。戦略の幅がグッと広がりますね。
抵抗や回避が1でも下がると劇的にヤバイっていう場合は殆ど無いとは思うんですが……。
以下の文章やデータは興味がある方だけどうぞ。
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単純に下表のように魔力撃と鎧貫きの与ダメージ期待値出しまして。
期待値を差し引いて、《鎧貫き》の方が有利なラインを着色。
こうして散布図を出してみると、およそ『1.5倍』の関係があることがわかりました。
追加ダメージが10、20、30、……と色んな場合も確認してみましたが、変わりは無いみたいですね。
同様の作業をC値9でもすると、『2.7倍』になりました。
既に魔力の三倍も防護点が出てくる敵が稀有なので、おそらくこれ以上になるであろうC値10は出すの辞めました。
総合的に見ると、《鎧貫き》と組み合わせの汎用度の為、パワーリスト安定になりますが、装備の幅が限定されてしまうのはグラップラーの哀しいところですね。