戦闘をスムーズに進める方法
どうしても、SW2.0は戦闘が大変で、不慣れであると特に時間がかかってしまいます
そこで、なるべくスムーズに行くよう心掛けている事を纏めてみたいと思います
自分がほぼオンセ専でどどんとふを使わないので、あくまで私の環境で心掛けていることになります。そのままは使えない事もあると思うので、参考程度にお願いします。
1、判定の結果は、わかりやすい表現を使う
例えば、「(回避が)ダメだったよ」だと本人は回避が失敗したつもりで言っていても、「(君の命中が)ダメだったよ」という解釈もでき、確認の二度手間になりますし、ダメージロールまでのタイムラグが生じます
他にも「抵抗」だけだと、同じように抵抗が成功したつもりが(抵抗どっちなんだよ!)と同じようにタイムラグが生じます
なるべく、表現を統一すると良いですね
僕の場合は
回避判定成功→回避
失敗の場合→ヒット
抵抗成功→抵抗成功
抵抗失敗→貫通
で大体統一しています。わかりやすい表現で統一できれば何でも良いと思います
また、同値や指輪を割るかどうか悩ましい時など、特筆する数値でない場合
具体的な達成値や内訳を毎回告げるより、判定の成否だけを告げるのも時間短縮に繋がるでしょう
(オンセならば、口頭では数字で済ませ、テキストに後で纏めておいて回りが内訳を理解しやすくする、というのがベターですね)
2、予めカンペを作っておく
補助動作や、支援など出来ることの多いPCは必須ですね
たとえば、予め
☆【スフィンクスノレッジ】
☆【アンチボディ】
☆【メディテーション】
〆【タフパワー】×4
→生命、精神抵抗+X
☆【怒濤の攻陣Ⅱ:旋風】
→命中+Y
といった、行動内容を予めメモ帳などにメモして手番に貼るだけ、というのが望ましいですね
この時、特に他人へ効果を及ぼすものは上記のように注釈で効果内容を書くと「それってどんな効果だっけ?」という確認の手間を省くことが出来ます
GMが不慣れであれば、自身のバフまで注釈しても良いですが、あまりごちゃごちゃさせるのも混乱の元なので他人の分だけでもいいと思います
3.自分の数値計算は手番前か、後に行う
特に消費MPなどは、自分の手番が終わってから行うべきでしょう
カンペやログを振り替えれば、消費MPが計算できる筈なので、他の人の手番の間など隙間時間に行うとよりスムーズです
消耗品なども同様ですね
前衛は、誰を狙うかや、やることが決まっていることも多いので
少なくとも、自分のバフ込みの命中の基準値位は計算しておきましょう
最後に人から貰ったバフを足す、ぐらいの状態が望ましいですね
自分の手番が来てから数えていると、これもまた時間がかかってしまいます
自分の場合、命中とダメージロールも予め済ませておくことが多いですね
人の手番を眺めておくのであれば、その間に済ませてしまうのがベターです
ただし、ダメージロールを先に算出して
(えらく回ったから、手負いを仕留めようかと思ったけど、HPマックスのアイツでも落とせるな、対象変えよう)
というメタ読みは絶対にやってはいけません
スムーズに行うために先に算出するのであって、結果論なことを有意に進めるのはマナー違反です
4.裁定はPL有利に
これはGM向けですし、GMの判断によるところは多いので一概に言えませんが
どうしても、その場でわからないことや裁定が分かれる事があります。
その時、どこにあったか確認していてはとても時間がかかってしまうので、PLに有利に裁定するのがベターでしょう。
PLは限りあるリソースの中でやりくりしており、対してGMは登場させる敵にリソースは存在しませんから、こういう細かい所はPL有利にしておいて、何も問題はおきません。
終わった後に、今後はこうしようとゆっくり話し合うと良いですね。
その裁定でGMのシナリオが著しく変更されるのであれば、素直に伝えるのが良いです。無理にデータで縛るよりPLのヘイトが溜まりません。
4.HP申告 データ共有
態々、項目分けするほどでも無いんですが
味方の手番が始まる前に、自身のHPの最大値と現在値を申告(テキストが望ましい)しておくと良いですね。減ってない人も行うのが良いです。
これは、プリースト等ヒーラーをされてる方なら重々わかると思いますが……実はGMもかなりありがたかったりします。
この共有を怠ると、具体的にはGMが泣きを見ることになりますので、皆さんヒーラーとGMの為にご協力お願いします。
MPはHPとくらべて、重要度が低いので、一桁に突入しそう等以外は逆に申告しない方がスムーズとなるでしょう。
5.固有名詞より、出来ることを言う
全員が完全にSW2.0を熟知している連中の集まりならば良いですが
例えば
「【カウンター・マジック】撒くのと【ファイア・ウェポン】撒くのだったらどっちが良い? 後鼓咆【怒濤の攻陣Ⅱ:旋風】と【怒濤の攻陣Ⅱ:烈火】どっちが良い?」
と聞くより
「抵抗あげるのと、ダメージあげるのどっちが良い? 後、鼓咆も命中あげるのとダメージあげるのあるけど、どっちが良い?」
という風に尋ねる方が、各々自分の欲しいものを申告しやすく、効果を確認しあう二度手間が無くて済むかと思われます。
さて、ぱっと思いつくことを述べてみました。
要約すると
「わかりやすく」
「人の手番を見てるだけじゃなくて、人の手番の時間を有効活用する」
という二点を意識すればおのずと戦闘もスムーズに進むかと思います。
皆さんの戦闘が少しでも軽くなれば幸いです。